三重大学工学部電気電子工学科

エネルギーシステム研究室


Energy System Lab. Department of Electrical and Electronic Engineering,
Faculty of Engineering, Mie University, JAPAN

最終更新日 2019-02-28


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複合型自然エネルギ発電システム

 三重県は森林資源,畜産資源が比較的豊富であり,これらを利用する際に生じる廃材や廃乳などのバイオマス資源の有効活用が求められている。しかしバイオマス資源には限りがあり,それを補うために風力発電機などと組み合わせることで出力の増大が可能である。
 本研究は,小規模発電システムにおいて,これら既存のバイオマス燃料を用いた発電システムに風力発電機およびフライホイールを用いた電力貯蔵システムを組み合わせることにより,変動の大きい風力発電システムの発電電力を平準化し,安定な電力を供給することを目的としている。

今年度の研究テーマ

 現在、複合型自然エネルギ発電システムと同等の実験を行うために、本校屋上に複合型自然発電エネルギシステムの縮小システムを構築している。
そこで、風力発電電力と負荷変動電力の平準化試験を行っている。
 今年は、本校屋上に設置されている太陽光パネルを用いて、太陽光発電電力についても平準化試験を行っている。